2009年12月11日

劇場版「空の境界」殺人考察(後) 鑑賞終了

2時間無理矢理時間を作って鑑賞した。
…さて、宿題とかどうしましょうか?

まず初見の第一感想
よくぞ、批判を恐れず、常識にとらわれず、映像化してくれた事を物凄く感謝したい。空の境界ならばこの演出が正しい。
鑑賞し終えた後だと、これ以外の演出はもう考えられない。
まさしく、空の境界マニアの型にがっちり嵌める忠実な演出に物凄く惚れ惚れした。

7章はそれほど原作は長くなく2時間もやるようなシナリオではないのだが、それでも2時間のまま強行された。
2時間だからといって、追加シナリオが特にあるわけでもなく、脚本は原作のままである。
結果、既にレビューとかでもあるように、物凄く物語全体が長く感じるような作風に仕上がった。
それは私も認める。ここまでしつこく色濃く書く必要は無いだろって思うくらい、絵、セリフ、演出なども少しやりすぎている感がある。

しかし、そういう評価をした方々に改めて問いたい
「空の境界は演出上の禁忌をあえて行う作品ではなかったのだろうか?」

第一章から読みにくくし、かなり難解な解釈を求めたこの作風は、読みたい人間だけ読めばいいという作風だった
そういう作風の結果、空の境界は私を含めた一部のマニアに今もなお支持され続けた。
だから、映像化するに当たって7章全部映像にすると言う無茶苦茶な手法に出た
結果的には、もうそれ以外映像化は考えられないとプロデューサーもおっしゃるようになったわけなのだが

そして、今回もそうした禁忌にあえて触れた。
路地裏の背景は正直、ここまで色濃く路地裏っぽくする必要あるかって言うくらいやりすぎている。
実にマズイ。もっとやれ。
相変わらず、死体の表記はエグイ。某同人出身のミステリー作品と違い、モザイクも一切なし。肉も骨も部位破壊された腕や指もそのまんま書いてます。
実にマズイ。もっとやれ。
シナリオは一切カットされず、記憶が正しければ、原作のセリフはほとんど劇中で喋っている。
せいぜいカットされたのは冒頭の麻薬の説明に関する話あたりか
尚且つ、セリフが飛びかう流れが妙に早くなったりせず、かなり自然な形で飛びかっている。
そんな事をすれば、シナリオの物量に対して収録時間があまりにも長くなりすぎるからやってはいけない。
実にマズイ。もっとやれ。


結果、空の境界マニア(それを通り越してほぼ信者or厨)である私にとっては涎が出るほどのつくりに仕上がった。
特にラスト40分の倉庫での邂逅はスンバらしかった。
まぁ、恐らく今回劇場版スタッフは空の境界マニアばっかりだからこうなったんでしょうが


と、いうわけで普通の人間にはこのアニメはおススメしません。
本当に見たい。高い金払ってでも見たい人間向けのアニメですな。
それでも劇場アニメの歴史を変えてしまったのですから、恐ろしきかな
posted by Fire at 17:48| Comment(1) | TrackBack(1) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
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ありがとうございま〜す。

…ただ、こういう日記ばっかり書くわけじゃないのがちと申し訳ないが
Posted by Fire at 2009年12月12日 00:18
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